愈々総選挙
森川 友義 著 定価１０５０円）と言う本が出版されたこともあつてか今度の総選挙に対する若者の関心は結構高いそうです。大いに結構なこととは存じますがどうぞムードに流されずに確りと選択していただきたいものです。
それに致しましても何所の政党にあつても将来の国家像が見えてきません。例えば既に崩壊したとまで言われていますアメリカ型の「大量生産大量消費」の経済をこれからも続けるのでありましょうか。
また昨年９月リーマンショックとして発現した金融危機によつてもたらされた世界同時不況に出口が見えない中、国際的に何等の投機規制もしないままだらだらと成り行き任せをこのまま続けるのでありましょうか。
更にはこれだけ深刻な不況下にあつて何故に「国家的失業対策事業」を打ち出せないのでありましょうか。失業者を出さないために賃金の一部を助成したところでどれだけ抜本的解決に繋がるのでありましょうか。
日本は資源小国です。最大の資源は言うなれば「人」であり「教育」です。特に学級崩壊まで起こした義務教育の抜本的建て直しがどうしても必要だと思われるのですが何所からも「義務教育」改革の主張が聞こえてまいりません。
先日ＮＨＫで「核」についての討論番組を流していましたが「核問題」や「憲法改正」について国民投票を実施する程度のマニフェストが示されても良いのではないでしょうか。
８月３０日まであと１１日ありますので私的にはアンテナを磨いて情報のキャッチに努めたいとは思っておりますが叶うことなら皆様のご慧眼に与りたく存じております。
