hatuncle007’s diary

百年先の日本を考えよう

2006-01-01から1年間の記事一覧

年の瀬

ж 大掃除 こころの煤は 其の儘に また年を越す わが身厭いて。 ж 大晦日 日々好日と こころして 過ごしおり日々 いく日あらむ。

冬花火

ж 冬花火 冷たき空気 押し分けて 夜空を染めて みたび咲きおり。 ж 乾冷の 空気花火と つれづれに 音バリバリと 立てて弾けり。 ж 束の間の 夜空に映える 冬花火 こころの隙間 照らしては消え。

結婚披露宴でのスピーチ(抜粋)

お二方の新しい人生のスタートに当り、老婆心ながら少々お願いを申し上げます。これからの夫婦生活が全て順風満帆とは限りません。雨の日も嵐の日もありましょう。かかる折是非先人の知恵に学んで頂きたいと存知ます。「俺ガ俺ガのガで暮らすよりお陰お陰の…

12月

ж 賛美歌も 祈りもなくに クリスマス 街賑わいて ツリー輝く。 ж ヒノキ風呂 ゆずの香湯気に 絡まりて しばし漂い 露と消え行く。

小学校の英語導入を改めて思う

結論から言えば小学校での英語教育の義務化は不要。 その理由として先ず、英語に割く時間分若しくはそれ以上が他の教科の時間を奪うことになり他教科の学習を阻害することとなること。その二、児童用英語教育方法も十分整っておらず下手をすれば児童の「英語…

武士の一分

「徳平この飯は誰が炊いた!」必死の決闘を征した新之丞は中間の徳平にこう聞いた。この台詞が離縁した妻加世への尽きせぬ思慕であり愛である事が犇々と観る者に迫って来る。お毒見役の公務で光を失い上役の理不尽さに業を煮やし決闘に「武士の一分」を懸け…

「いじめ」は子供の成長過程に於ける不可避的一現象

結論的には「いじめ」は何処にも「ある」のであって寧ろ人間の成長過程に於ける一現象として捉えることの方が極めて自然であり謂わば「いじめは子供の成長過程での不可避的現象」であってこれを社会から根絶することは不可能かと存知ます。このことは各自が…

お手てつないでゴールイン

先日参議院の本会議で野党議員が教育改革法案に関する質疑の中で出席の大臣に次のような質問をしていた。「結果平等の例として児童の運動会での徒競走が挙げられるが児童が手をつないで一緒にゴールした場面を直に見たことがあるのか」と問われ首相も文科大…

選挙に思う

昨日沖縄県の知事と福岡、金沢の市長選挙が行われた。一部の投票率の低さは正に他人任せの政治を多くの有権者が決め込んでいる証左であろう。これでは日本の政治は100年経っても良くはならないであろう。それはさて置き当選者の年齢である。沖縄県知事が6…

高校必修科目未履修問題

「モラルハザード」遂に教育現場まで侵食 全国の高校の1割(但しこれはあくまで表出した氷山の一角)が文科省の学習指導要領を無視して受験科目に特化した授業を行った事件は余りにも異次元で議論されていることに只々怒りを通り過ぎて呆れるばかりである。…

2006 秋

*名月や 雲の欠片も 寄せ付けず *名月に わが身晒して 禊かな *名月や ただ耿耿と 君臨す *名月や 何処へ行ったや 虫の声 *かぐや姫 この名月に 渡りしや *彼岸入り 殺生かなし あさり汁

2006 夏

*ひと夏の 栄華を謳い 逝く蝉や *息吐かず 身体いっぱい 蝉はなき *台風の 一過待てぬや 蝉しぐれ *台風に 攫われ行きし 蝉しぐれ *台風の 一過流石の 残暑かな *蝉殻を そっと手に取り 惜しむ夏 *行く夏や 峰の緑に 白き雲

晩夏

* ベランダの 手摺に初の 赤トンボ * ベランダに 会釈して来し 赤とんぼ

これで良いのか。日本の義務教育

昨今新入社員の一部に学力低下、非常識、挨拶が出来ない等と指摘されるのを頻繁に見聞きするようになった。会社でも最近都内の一部小学校で見られる所謂「小1プロムレム」の様な事態が起きているのかも知れない。 人が人として生きてゆく為の常識が軽んぜら…

自殺 死に急ぐ幼き君たちへ捧ぐ

君たちは時を惜(お)しむこともなく ただ一人 忽然(こつぜん)と 逝(ゆ)く 父母や祖父母兄弟姉妹らの深き悲しみさえも 目(ま)の当たりにすることも無く 君たちは 身勝手(みがって)に 逝く。 この世に もし が許されるのならば 敢(あ)えて 君たちに…

君が好き

2005/11/19(土) 午後 1:51 キミが好き 好きだから好き 君が好き キミがキミ それだけでイイ キミが好き キミと居る 刹那刹那が 生の時。

2005/11/19(土) 午後 4:28 | 折々の歌 * 日一日 紅く燃え立つ 樹々の葉を 窓越し眺む 秋の夕暮れ * 樹々の葉の 緑日増しに 消え失せて 肌身に沁みる 宵の寒さは * ポッポッと 雨降りはじむ 秋の午後 傘も差さずに キミは帰らむ * 良き人の 川面に映る 面影を…

日本は何時までアメリカのポチで居られるか。

聡明なる貴方にお伺いしたい。日本が日本として世界の中でこの先何年間認められ続けるのであろうかを。日本が国連総会で日本の国連常任理事国入りの採決を取り下げざるを得なかったことに象徴されるように世界は我々を我々が思っている程に必要としていない…

北方領土

先日北方四島を間近に望む納沙布岬で「北方領土返還要求運動60年国民集会 IN NEMURO」が開催され2500名が参加したらしい。拉致被害者の集会では3000人を遥かに上回る参加者があるというのに何とも情けない話である。拉致にせよ北方領土にせよ国家の主権が侵…

拉致

昨年11月6カ国協議が一応整ったかに見えたがその後アメリカと北朝鮮の夫々の思惑絡みで協議は再開されないままだ。被害者家族は業を煮やし遂にアメリカまで乗り込みブッシュ大統領に直訴した。我が国の主権の問題を我が国で解決できないで何ぞ独立国ぞ。何故…

日本のキューバ化

1962年10月22日アメリカのケネディ大統領は゛キュウーバ゛隔離の重大決意を表明した。これはキューバ革命後ソ連の核装備をしたミサイルの持込の試みに対しての対抗措置であった。所謂「キューバ危機」である。あれから四十数余年、今日本の置かれて…

国道の歩道の幅は何センチ?

国道(別大国道)の歩道の幅75センチ 先日行楽日和に釣られて自転車で別大国道(別府大分間の国道10号線)沿いにある「海たまご」(高崎山野猿公園向かい側)に行って参りました。ところがです。何と途中から歩道の幅が急に狭められていた(最も狭いところで…

黄色い帽子

和歌山県の某お巡りさんが子供を交通事故から守ろうとドライバーの目に付き易い物で何かないかと色々思案した結果「黄色い帽子」が誕生したそうであるがそれから云十年時代は移り児童が変質者等の被害に遭遇するケースが多くなりこれに危機感を持ったご両親…

いのち

人 ひとり 生れ 生れ 生れ 生のはじめに冥く 人 ひとり 死に 死に 死に 死のおわりに冥し。 歓喜の産声 這えば立て 立てば歩けの 親心 二足歩行と言葉を得て 摸倣 思考 創造 破壊 闘争 悩み 苦しみ 泣き 笑い そして老いる。 ある者は 子を生し 財を成し 名…