hatuncle007’s diary

百年先の日本を考えよう

2008-01-01から1年間の記事一覧

アメリカ発不良債権の欧米残高は約32兆ドル(約3000兆円)

12月6日付け産経新聞のコラム「円ドル人民元・通貨で読む世界」(編集委員田村秀男)によれば今次のアメリカ発のサブプライムローンやこれ等を組み込んだ証券化商品を投機対象にした投機バブル債権(不良債権)の欧米に於ける残高は米国で23.21兆ド…

未曾有の不況対策に「国会及び中央省庁」の移転を。

米国のサブプライム問題に端を発した今次の世界的金融危機は金融に止まらず実体経済にも大きな影を落とし始めております。我国でも自動車関連で早くも期間労働者や派遣社員のとの契約解除がどんどん具体化してきており雇用不安を拡大してきております。米国…

不可解な「大麻」騒動。

嘗ては関東学院、今や法政、慶應、早稲田の大学生にまで「大麻」が広がり逮捕者まで出していると言う。日本も法治国家であることからすれば法律に違反する行為は罰せられて当然であるのだが何か釈然としないのは愚生のみであろうか。「ハインリヒの法則」の…

11月22日は「いい夫婦の日」

余暇開発センター(現社会経済生産性本部)が昭和63年(1988年)に提唱した「いい夫婦の日」の日が今年もやってくる。ご夫婦にありましてはお互いにベターハーフを讃え合い、感謝し合って頂きたいものです。 今年の「パート・オブ・ザ・イヤー」に選ば…

「家族の日」ってご存知ですか?

11月16日は「家族の日」なんだそうですが小生は恥ずかしながら全く知りませんでした。また11月9日から22日までの家族週間も勿論知りませんでした。どれくらいの国民が「家族の日」だの「家族週間」だの知っていてどんなことをされているのでしょう…

アメリカの大統領選に見るアメリカの健全性

11月4日アメリカの大統領選挙は民主党のバラク・オバマ氏の圧勝に終わった。 極めて断片的ではあったが大統領選挙を見て改めてアメリカの健全性を再認識させられた。 一つは「家族」観についてである。共和党マケイン候補の地元アリゾナ州フェニックスで…

「特別給付金」は子持ち世帯へ。

このところ100年に一度の危機だの恐慌前夜だの物議されて喧しいのですが、さてその原因となると知識人皆々様のご考察もこのところの社会不安を払拭するには至っていないようです。 日本の総理大臣殿も景気浮揚の為に2兆円もの大盤振る舞いを声高らかに表…

11を漢数字で書くと・・・。

11月を漢数字で縦書きにしてみた。十と一を縦にくっ付けて書くと「士」と「土」という漢字になる。よつて11月を漢数字で書くと「士月」とも「土月」とも誤読されかねない。そこでこの二つの漢字(士と土)の語源に何か関連があるのか暇つぶしに調べてみ…

映画「おくりびと」を観る。

世の中に「納棺師」という職業があることをどれだけの人が知っているのであろうか。遺体を棺に納める仕事と聞かされただけで、若しかすると主人公の妻が図らずも口にしたように「汚らわしい」仕事と思っている人が殆どなのかも知れない。しかしこの映画はこ…

「通貨戦争が始まった」?さぁどうする日本。

このところの急激な株安円高は金融危機のみでは説明をつけ難いように思える。特に円の独歩高は欧米通貨によつて仕掛けられた「通貨戦争」の様相を呈していると言っても強ち言い過ぎとは言えないのではなかろうか。 先にフランスのサルコジ大統領がアメリカの…

振り込め詐欺防止に警官56000人を配備

何処まで日本と言う国は心優しいのでありましょうや。10月15日(年金支給日)を振り込め詐欺防止集中警戒日として全国で56000人の警官を全国に設置されている現金自動預払機(ATM)9万8千ヵ所の内8万1千ヵ所に配置して特に高齢者等を対象に振り…

アメリカ発金融危機に思う。

遂に来るべくしてきたと思れる「アメリカ発金融危機」はなかなか収まりそうに無い。何故なのか。要は得体の知れない証券化商品&金融派生商品(デリバティブ)が欧州市場にも深く食い込んでいてその全体像が誰にも見えていないということではなかろうか。正…

「教育委員会」は改組一元化を。

大阪府の橋下知事が府教委に対して今年4月の全国一斉学力調査の結果について公表を求めている件については既に喧しく報道されているところであるがここで疑問でならないのはそもそも「教育委員会」は現状のままで良いのかということである。 現下の「教育委…

大学生の学力低下に国が補助金!

希望すれば誰もが大学に入学できる所謂「全入時代」に突入している中またまた厄介な問題が発生しているとのこと。大学の定員を確保すべく各大学が推薦だのAO入試だので入学させるようにしたため大学の専門教育について行けない学生がこのところ急増してい…

「カーナビ」産経新聞「朝の歌」から。

遅れ馳せながら8月25日付産経新聞に掲載された尾引光子氏(千葉県柏市)の詩が目に留まったので紹介させて頂きます。(新川和江氏選:8月月間賞) カーナビ わざと 違う角で 曲がってみても 何度でも しんぼうづよく 正しい道を 教えてくれる それが 神さ…

「敬老の日」に想う。

今年も「敬老の日」が過ぎたが昔に比べれば大分相様が変わつたような気がする。それは一つに長生きが当たり前になってきた事によるのかも知れない。 厚生労働省の発表によるとこの9月末で百歳以上の高齢者が36,276人(前年比+3,981人)になるそう…

「事故米」ロンダリングの倫理観を問う。

このところ連日ニースを賑わせている「事故米」問題の何と根の深いことか。 農林水産省は輸入した外国産米の中、かび毒や残留農薬で品質が著しく劣化した所謂「事故米」については工業用(のりの用途に限り、食用としては流通させない)を契約条件に「三笠フ…

「現代の覚者たち」(致知出版刊)を読む。

この本はもう20年も前に出版さたものであるが改めて読むと21世紀の現代だからこそひときわ異彩を放っているように思える。昨今にあつてはややもすると「原理原則」が等閑視されがちであるが今ほど「原理原則」が求められている時は他に無いのではなかろ…

小中学校学力調査結果に思う。

今年4月22日全国の小学6年生と中学3年生を対象に実施された学力調査の結果が29日公表された。小中学校共に秋田、福井、富山が前回に続いてTopクラスを占めている。其の他小学6年生では青森,東京、石川が、中3では岐阜、石川、静岡、などが上位に名…

倉本聰「風のガーデン」終末医療のあり方を問う。

「北の国から」の倉本氏の脚本になる“富良野三部作・最終章”「風のガーデン」が愈々今秋テレビに登場するとのことです。 このドラマについて倉本聰氏は当該作品関連のホームページ(下記アドレス)で次のように述べています。 「死を目前にした一人の麻酔科…

「小学6年生の作文」に学ぶ。

最近あるきっかけから小学6年生の作文を思い出しました。二つの作文とも「夢」をテーマにしたものの様でしたが愚生の12歳の頃のものとは雲泥の差が歴然としていますのでジェラシーなど感じる余地もありません。作文を書かれたお二人は正に「人生の伝道師…

国会の怠慢「人工呼吸器」取り外し事件に思う。

発覚して1年以上も経過した富山県射水(いみず)市の射水市民病院の「人工呼吸器」取り外し事件について富山県警捜査1課と新湊署は殺人容疑も視野に病院関係者から任意で事情聴取をしていたが先月23日同県警捜査1課は「重い刑事処分は求めない」とする…

「寿命」の値段 平成19年度の概算医療費過去最高を更新。

去る7月16日、厚生労働省は平成19年度の概算医療費を発表した。それによると総額で33兆4000億円(国民一人当たり26万2000円、対前年比3.1%増)で過去最高を更新したとのこと。 内訳を見ると70歳以上の医療費は14兆5000億円(全…

自衛隊内での流行小話

今日(7月21日)の産経新聞のコラム(Re:社会部)に自衛隊が自衛隊を風刺した小話が掲載されていましたのでクイズに書き換えて紹介します。(答えは末尾に掲載してあります) その ‐經韻箸離ラオケ(部下が下記の態度を示しました。さて陸海空いずれの…

ハイビスカス

誰が言ったか花の命は短くて儚い。多分に春のサクラを意識して言われた言葉なのであろうか。2カ月ほど前に園芸店で鉢植えのハイビスカスを一鉢買った。幾つものピンクの花を咲かせていたからでもあつたが「栽培は簡単で、暑い夏でも花が次々と咲き乱れます…

「テロ支援国家指定解除」日本の反発を質す。

6月26日アメリカが北朝鮮をテロ支援国家指定から解除したことに対する日本の世論は大方「背信」行為などとした意見が大勢の様に思う。これには当のアメリカも困惑したのか拉致問題について「決して忘れない」等と慰めめいた言葉を大統領が口にする始末と…

「行方不明の日本 姿が見えないサミット主催国」

日本の政治力は?洞爺湖サミットに思う。 これは7月5日産経新聞が報じたイギリスのフィナンシャル・タイムズ紙(4日付)の「見出し」(By Philip Stephens )の一部である。この見出しを見た瞬間同紙の猛猛しい鼻っ柱を圧し折って遣りたい位の憤りを覚え…

「落書き」事件

過日、日本人の旅行者がイタリア・フィレンツェの世界遺産「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に落書きしたとするニュースが報じられていたが日本のメディアはこういう手合いのものがお好きなようだ。現地イタリアの新聞は落書きをしたとする者への…

橋下大阪府知事に期待。

北海道夕張市より酷い財政状況(800兆円を超える財政赤字)の国を尻目に今年2月大阪府知事に就任した橋下徹知事が6月24日「大阪維新プログラム案」に基づく平成20年度の補正予算案を発表し「僕には道筋がすごい見える」と語り改革への手応えを窺わ…

原油等の高騰で日本の損失26兆円。

6月11日内閣府が発表した1-3月期実質国内総生産(GDP)2次速報値によると前期比年率換算で4.0%の高成長となったと言う。この数値には我々一般国民のみならず専門家の間でも戸惑いの声が少なくないらしい。何故このような数値と実態感との乖離が生じ…